葬式と法事のマナー事典 カテゴリ一覧



葬式と法事のマナー事典 お通夜から年忌法事、香典の書き方まで、いざというときに慌てないための弔事に関するマナー集

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一般の会葬者には、一々あいさつ回りをせずに会葬礼状を出すようにします。葬儀の後に出口で渡すのは略式で、後日発送するのが正式な会葬礼状の書き方です。ただ現在では、通夜や告別式で渡すのが一般的にもなってきています。
お悔やみ状は、訃報(ふほう)を受けたらできる限リ直ちに出すようにします。初七日までに出すのがマナーですので遅れないようにします。
お悔やみの手紙は、会葬できない失礼を詫び、弔意を伝えるものです。お悔やみの言葉使いには十分な注意をはらい忌み言葉などは使わないよう気をつけます。その上で、丁寧な言葉で心を込めた文章にします。
葬儀にかかる費用として、お布施の費用があります。これら僧侶、神官、牧師への謝礼は、それぞれが違った名称であるばかりでなく、信仰心などによっても違いが出てきます。
通夜の場合、遺族は普通喪服で弔問客を迎えますが、弔問客は平服でも構いません。ただし、この場合でもあくまでも地味な服の場合です。派手なカラーシャツやワンピースなどはどこかで着替えるなりして弔問するようにします。
通夜は、故人の家族や親しい人たちが遺体を鳥獣から守るために、夜を徹して火をたき一夜を明かしたことが始まりといわています。
葬式で弔辞をする際、故人と自分との関係を明らかにし、印象に残る思い出を紹介します。また形式にとらわれず、自分の言葉で故人への思いを素直に表現するようにします。以下は弔辞の基本文例になります。参考にしてください。
葬儀や告別式では弔辞を捧げることがあります。前もって遺族から頼まれたときは断らないでうけるのがマナーです。
祭壇は故人の信仰に添ったものにします。特に信仰が無かった場合は、家の宗旨に合わせたり、生花祭壇などの宗旨を特定しない祭壇にすることが現在では多くなっています。
お悔やみの言葉は、くどくどとした前口上なしに弔意だけを述べます。心を込めて、お悔やみの挨拶をきちんと述べ、心無い行為や話題、無意味な笑顔は慎むようにします。
仏式の通夜や葬儀では故人との告別にお焼香を行います。お焼香には立って行う立礼と、座って行う座礼があります。お焼香の回数は、各宗派によって違いはありますが、線香は通常一本となります。
神式では弔問に訪れた際、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。玉串奉奠は仏式のお焼香に当たるもので、榊の枝に「四手(しで)」という紙片をつけた玉串を祭壇に供える儀式です。
喪主の挨拶としては、通夜での挨拶と告別式での挨拶があります。喪主とは遺族の代表者です。喪主は1人とは限りませんので、家族が共同で喪主をつとめることもあります。以下は、喪主が挨拶をする際の一般的なポイントや例文となります。
神式での葬儀は 、遺族と柩が自宅を出て式場に向かう際に行われる「発柩祭(はっきゅうさい)」と葬儀・告別式にあたり、故人への最後の別れを告げる「葬場祭(そうじょうさい)」からなります。また、故人の霊は霊は生きているのだから、家族は生前と同じように霊に奉仕すべきという考えによる「通夜祭」「遷霊祭(せんれいさい)」が通夜に行われます。
キリスト教の場合、カトリックとプロテスタントで葬儀の進め方が違います。また、キリスト教では通夜を営む習慣は無かったのですが、日本の葬儀習慣と融合して通夜を営むようになっています。
葬式(葬儀)での服装マナーとしては、弔問客としての服装マナー、遺族・親族としての服装マナーがあります。遺族は通夜から葬式(葬儀)まで同じですが、弔問に関しては通夜、葬式(葬儀)で違いがあります。
喪中の結婚式出席については控えるの基本ですが、忌明け後であれば喪中でも結婚式に出席しても構わないとされています。では忌明けとは何時になるのでしょうか。また喪中とは何時から何時までになるのでしょう。
神棚の祭り方(祀り方)については、室内の清浄な場所に南向きに祭る(祀る)のが良いとされています。昔から茶の間や土間周りに飾られ、座敷にはあまり飾られません。これは座敷が作られるようになったのが、歴史的に比較的新しいためと、来客に対する配慮の意味からと言われています。
一周忌法要は年忌法要の一回目にあたります。一周忌法要を含んだ年忌法要は仏教だけでなく、神道やキリスト教にもあります。
法事は通夜や葬儀と違い、招待されて列席します。招待する側は来て頂きたいと願って招待しているので、招待されたらできるだけ出席するのがマナーといえます。
四十九日や一周忌、三周忌などの法事の際には、親族などの身内以外には葬儀のお礼を含めて丁寧な法事の案内状を出します。法事の案内文ははがきに書いても構いませんが、送付するときは封書にして出すのがマナーです。基本的に法事の後は会食が催されます。よって、その準備や会場の予約のためにも返信用はがきを同封するようにします。
法要(法事)は身内だけで執り行うことが多いのですが、仏教では忌明けにあたる四十九日(49日・満中蔭)に知人や友人を招いて法要(法事)が営まれます。
香典金額に関しては、故人との関係や社会的な立場、年齢によって異なります。若い人よりも年配者のほうが金額の目安としては高い額になりますし、同じ会社関係でも上司のほうが部下より高額になります。故人との関係に関しては親族が最も香典額は高くなります。
香典は不祝儀袋に入れて、汚れないようにふくさや風呂敷、ハンカチに包んで持参します。弔事用のふくさの色はグレーなどの地味な色にするのがマナーです。紫色のふくさは慶弔どちらにも使えるので便利です。
香典マナーと表書きの体裁は、宗教・宗派によって違ってきます。弔事の場合、キリスト教以外では黒白、双銀(銀と銀)、双白(白と白)の水引を「結びきり」にしてかけた不祝儀袋を使用するのが香典のマナーです。この「結びきり」は「一度結ぶと解けない」ことから、結婚や弔事など繰り返しを避けたいことに使われる結び方です。
香典へのお礼として品物を送る慣習を香典返しといいます。三十五日、または四十九日の忌明け後に、挨拶状(お礼状)を添えて出します。品物には、黒白の水引のついたかけ紙をかけ、「志」と表書きをします。
香典は故人への弔慰を表すためのものです。一方で、遺族に対しては葬式(葬儀)費用の一部にあてて下さい、という意味合いを持っています。
弔電はインターネットの NTTの電報サービス から申し込むと便利です。お悔やみの言葉が見つからない場合などは、こちらのサービスの弔電の文例を利用すると、マナーにかなった文章が送れるます。もし、その前後に追加したり、変更したりしたくなっても申し込みフォーム上で変更できるので便利です。
弔電は弔問に行くことができない場合に利用します。お悔やみ用の電報を利用すれば、弔事にふさわしい用紙と封筒で配達してくれます。現在弔電は郵便局、NTTの窓口、電話の115番、インターネットで申し込むことができます。
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