妊娠初期の症状

妊娠初期には一つの細胞でしかなかった受精卵が、脳や体の様々な器官を備えた胎児になるというダイナミックな変化が見られる時期です。それに伴ってママの体にも妊娠初期特有の症状が現れてきます。


ダイナミックな変化を遂げる妊娠初期の症状

妊娠初期とは妊娠15週目、妊娠4ヶ月までを指します。妊娠超初期である妊娠0週~1週目までは妊娠もしていないため、当然何の変化もありませんし、本人さえも妊娠に気づいていません。ただ、その後2週目~3週目ごろには基礎体温が下がらないため、基礎体温をつけている人は妊娠の初期症状であることに気づく人も出てきます。

体に関しても、子宮内に着床した受精卵が、細かい網状組織を子宮内に広げて安定するようになります。また、妊娠を継続させるために必要な栄養や酸素を取り入れようとしだすのもこの妊娠超初期です。


妊娠初期の母体と胎児の症状

妊娠初期の母体の症状としては以下のようなことが上げられます。

  • 子宮の大きさは妊娠前と変わらないものの、やわらかさが増してくる
  • 2、3週目あたりから基礎体温の高温期が続いて終わらない
  • 基礎体温が高いため、熱っぽさやだるさなどを覚えるものの、妊娠症状の自覚はまだない

一方、妊娠超初期の段階での胎児は、また胎児とも言えない胎芽と呼ばれる時期です。0~1週目には影も形もありません。2~3週目になると、受精卵が子宮内に着床し、胎芽になります。身長は0.5~1cm、体重は1g、タツノオトシゴのような形をしています。


妊娠初期の不快な症状

妊娠初期にはいろんな不快な症状が出てきます。代表的なものとしてはつわりが上げられますが、それ以外にもいろいろ出てきます。それらの妊娠初期の症状は生活の改善で治ったり、時期が来ると自然と消滅します。

[妊娠初期症状1]:つわり

妊娠初期の症状としてまずあげられるのがこの「つわり」です。つわりがあって妊娠を知ることもあるほどですが、これには個人差があり、まったくつわりのない人もいます。

このつわりも、妊娠初期の後半である妊娠4ヶ月目あたりになると、ほとんどの人が軽減してきます。とにかく必ず通る道だとあきらめて気楽にやり過ごすという考えが大切です。もし、つわりにより仕事がつらい場合、休みを取るようにすると良いでしょう。

ただ、あまりに気にしすぎるとかえって悪くなる場合もあります。負担にならない程度に仕事をしたり、人付き合いをしたりして気を紛らすようにしましょう。

つわりがひどいときは

つわりがひどいときは気をつけなければいけません。悪化すると妊娠悪阻(おそ)になる可能性があるからです。これが重病になると胆汁(たんじゅう)や吐血(とけつ)したり、昏睡状態になることもあります。つわりがひどい場合は我慢をせず、必ず病院に行くようにしましょう。

[妊娠初期症状2]:便秘

妊娠したら急に便秘がちになったという人はよくいます。これは黄体ホルモンの分泌が関係していて、腸の活動に影響を与えるためといわれています。

短絡的に下剤や浣腸を使うのではなく、自然なお通じが無理になった場合は医師に相談し、便秘解消の薬を処方してもらいましょう。その際、妊娠しているのが解かっているのであればその旨を伝えるようにします。

便秘を解消するために

自然なお通じのためにまずすることは食生活の改善です。野菜や海藻類をよく食べ、水分を多く取ります。また習慣化のためにも、同じ時間にトイレに座るようにします。

第二に運動不足の解消です。妊娠は病気でありませんので、朝起きたら散歩をしたり、軽く体操したりしましょう。

[妊娠初期症状3]:下痢

便秘も問題ですが、下痢も妊娠初期症状としてよくあります。暑いからといって薄着をし、おなかを冷やしたり、ストレスがあったりすると下痢をすることがあります。ひどい下痢の場合は流産の原因になる場合もあるため、医師に相談するようにしましょう。

[妊娠初期症状4]:頭痛

つわりに伴う症状として、頭痛がある人もいますが、妊娠初期の場合は安易に薬に頼ってはいけません。基本的につわりが終わる頃にいっしょに頭痛もなくなるものです。どうしても我慢できないときは医師に相談すると良いでしょう。

[妊娠初期症状5]:微熱

妊娠すると基礎体温は高温期のままになります。大体これは妊娠初期の終わりである15週目まで続きますので、なんとなく熱っぽく感じるのです。妊娠初期は37度前後の状態が続くので、ちょっと不快に感じるかもしれませんが、妊娠中期になると普通の低温状態に戻りますので心配要りません。

ただし、37度5分以上の熱が出た場合は妊娠初期の症状とは違う可能性があります。医師の診断をあおぐようにしましょう。

[妊娠初期症状6]:だるさ

これは、微熱が続くことやつわりがあることと関係している場合が多いようです。微熱やつわりが続くと食欲もなくなりますので、その結果元気もなくなってくるからです。もし、心配なら医師に相談すると良いでしょう。

[妊娠初期症状7]:めまい

人によっては妊娠初期に低血圧になって、立ちくらみ(立ち上がったときや、風呂上りなどに目の前が暗くなる症状)やめまいを感じるようになる場合もあります。 もし、血液検査で貧血であると言われた人は、医師の治療を受けたり、食事で鉄分を多くとるなどして対処するようにしましょう。

[妊娠初期症状8]:風邪

妊娠初期に風邪を引くのは良くない傾向です。咳やくしゃみがおなかに圧力をかけてしまうからです。これも頭痛の場合と同じですが、市販の薬を購入し安易に服用してはいけません。必ず医師に相談します。それでも風邪をひいた場合は、暖かくして安静にし、栄養のある食事をとって早く治すようにします。

[妊娠初期症状9]:おりもの

妊娠初期の症状として、誰もがおりものは多くなります。もし心配なら医師に相談すると良いでしょう。シャワーや入浴の回数を増やし、体を清潔に保つようにします。また入浴の際は陰部は石鹸では洗わないようにします。下着は通気性の良いものを身に着けるようにしましょう。

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