妊娠初期の出血

妊娠初期の出血は重大な問題が関係することがあります。少量の場合でも軽く考えず、早い時期に産婦人科の医師に見てもらうようにしましょう。


妊娠初期の出血とその対処法

子宮からの出血は、月経以上の出血量がある場合、ほんの少しの場合、色のついたおりもの程度の場合など様々です。これ以外にも出血ともに下腹痛のある場合、出血がなく腹痛だけの場合もあります。いずれにしても医師の診断を受ける必要があります。

この出血の原因も様々ですが、一番の心配は流産の兆候の場合です。出血があった場合は安静にし、家族や近所の人に知らせて産婦人科の医師に連絡をとってもらいましょう。その上で医師の指示に従います。

もし、夜中や休日に出血や下腹痛があったら、休日・夜間診療センターに行くか、症状がひどい場合は、救急車を呼びましょう。

[妊娠初期の出血1]:不正出血

出血であってもすべてが流産してしまったり、重大な病気であるとは限りません。不正出血の場合もあります。

不正出血とは「月経以外の膣や子宮からの出血を総称したもの」です。これは、器質的出血と機能別出血に大別されます。

機能的出血は、卵巣に異常があり、黄体ホルモンや卵胞ホルモンの分泌が障害されて子宮から出血するものです。器質的出血は性器の炎症やがん、妊娠によっても起こりえます。

また、この他にも子宮膣部びらんやポリープなどがあっても不正出血する場合があります。これらは受診すればすぐわかり、そのままにしておくことが多いですが、いずれにしても医師の指示に従いましょう。

[妊娠初期の出血2]:切迫流産・稽留流産(けいりゅうりゅうざん)

流産が始まろうとしている切迫流産の場合は、少量の出血・下腹痛がありますが、そのまま流産になってしまうと、出血も多く痛みも強くなります。

一方、稽留流産(けいりゅうりゅうざん)の場合は子宮内で胎児が死亡してしまうので、少量の黒っぽい出血が見られます。

[妊娠初期の出血3]:子宮外妊娠

子宮外妊娠は妊娠初期に起こる異常妊娠の一つです。この場合は出血よりは下腹部の激痛が大きな症状といえます。これは受精卵が子宮内ではなく、卵管などの別の位置に着床するために起こります。

もし卵管に着床すると、狭い管の中のため胎児が成長すると卵管が破裂し、胎児も死亡してしまいます。手遅れになると母体の生命にも危険が及ぶことがあります。下腹部に激痛が走る場合は、緊急に医師の診断を受ける必要があります。

[妊娠初期の出血4]:胞状奇胎(ほうじょうきたい)

胞状奇胎も異常妊娠の一つです。こちらは妊娠初期から出血が始まります。

この病気の場合、胎盤を作る組織の一部が異常増殖しするのが原因です。結果、子宮の中を満たしていき、胎児を吸収してしまいます。このため胎児の鼓動は聞こえなくなってしまいます。

医師の診断の結果胞状奇胎とわかったら、子宮の中からこれらを取り除くことが必要になります。

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