妊娠と着床出血

着床とは、妊娠後受精卵が細胞分裂し、子宮内膜に定着することを言います。着床するために、受精卵は受精後発育しながら子宮内部へと進んでいき、受精から約一週間で子宮内膜に到達します。


着床のしくみ

受精しただけでは妊娠は言えません。子宮のしかるべきところに落ち着いて(着床して)初めて妊娠といえるのです。以下は着床のしくみです。

  1. 妊娠すると受精卵は、すぐに細胞分裂を始めます。
  2. 増殖しながら卵管のなかを子宮に向かって進みます。
  3. 受精してから約1週間後に受精卵は胞胚(ほうはい)と呼ばれる細胞群に成長し子宮に辿り着くきます。
  4. 子宮内膜に辿り着いた胞胚は子宮内膜にもぐりこみ、妊娠が成立します。 

妊娠と着床出血

子宮内膜は、排卵後に分泌された黄体ホルモンによって充血して栄養を蓄えます。結果、子宮内膜は厚くなって受精卵を迎えます。

着床したばかりの赤ちゃんは、胎嚢(たいのう)という袋の中に包まれています。これは胎児の前の段階である「胎芽」という状態です。とても小さいため、超音波の検査でも確認することはできないようです。しかし、受精卵の着床により妊娠すると、 胎盤ができます。胎盤は胎児に栄養を補給したり、胎児の排泄物を外部に排泄する役目をになうようになります。

このようにして子宮内膜に受精卵が入り込んだ状態が着床ですが、この際にみられるのが「着床出血」です。たいていは月経予定日頃に茶色いおりもののような出血が1~2日続きます。ただしこれには個人差もあり、人によってはない場合もあります。 

ですが、規則正しい月経周期の人の場合、次の月経予定日を1週間以上過ぎても月経が始まらない場合は、妊娠の可能性が大です。月経予定日頃に茶色いおりもののような出血がみられる「着床出血」と思われる症状が出た場合は、妊娠検査薬などを使って妊娠の有無を確認するようにしましょう。

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