下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは、下肢の静脈が圧迫されて血液の流れが滞ることでおきる疾患です。こむら返りや下肢のだるさなどの症状も伴います。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の原因
子宮が大きくなる妊娠7ヶ月頃になると、子宮の重みで下半身が圧迫されるようになります。この圧迫で下半身の血液のめぐりが悪くなるに加え、ホルモンの老化が静脈内の血液を停滞気味にさせます。これが足の付け根や外陰部などに下肢静脈瘤ができる原因です。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の症状
下肢静脈瘤は足に青黒い静脈や瘤状のものが浮き出て見えます。外見が気になるだけでなく、痛みを伴ったり、足が重く感じられます。気にして強くこすったりすると、瘤(こぶ)になった部分が破れたりしますので、注意が必要です。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の治療法
下肢静脈瘤は、分娩後に自然に治るので、特に治療は要しません。ただ気になるようでしたら、弾性ストッキングや弾性包帯を使うと血管が破れるのを保護するため、痛みも和らぎます。
日常生活では、長時間たちっぱなしにならない、正座を続けない、などを気をつけます。また足にだるさがある場合は、横になったとき、足が心臓より高くなるようにして寝ると、足に溜まった血液が循環しますので足のだるさが取れます。
こむら返りの治療法
下肢静脈瘤と併発するのが、こむら返りです。こむら返りとはふくらはぎに起こる痙攣(けいれん)のことです。これは子宮が大きなるにつれて、足に負担がかかるためにおきます。
入浴の際に足を良く揉み解して血行を良くしたり、小魚や緑黄色野菜を摂取することによるビタミン・カルシウムの補給により起こりにくくなります。また、こむら返りがおきたときは、足の指をそらし、つっている部分をよく揉み解すようにします。



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