逆子体操

逆子(さかご)とは、胎児の頭が上になっていて、足やお尻から出てくることをいいます。赤ちゃんは頭が一番大きいため、頭さえ出てしまえば後は簡単に生まれてきます。ところが逆子の場合は頭が一番最後になるため、つかえてしまいなかなか出てこれません。

この結果、脳が圧縮されてしまうことがあります。これは様々な障害を引き起こす原因となります。また、へその緒が産道と胎児の頭の間に挟まれ胎児が窒息することもありますので、逆子体操を行ってできるだけ正常な分娩になるようにしましょう。


逆子の種類

逆子の種類には

  1. お尻から出てくる「単臀位(たんでんい)」
  2. 座ったような形で出てくる「複臀位(ふくでんい)」
  3. 両足から出てくる「全足位」
  4. 片足から出てくる「不全足位」
  5. 膝から出てくる「膝位(しつい)」

があります。いずれにしても、前期破水(ぜんきはすい)の原因になることもあり、正常な頭位で分娩するにこしたことはありません。


逆子を治す逆子体操

妊娠中期には半数以上の胎児が逆子です。この時期には胎児はまだ小さく、羊水に浮かんでいる状態なので問題ありません。後期に入り、妊娠8ヶ月ほどになると14%程度に逆子は減ります。また実際に逆子で生まれてくるのは5%程度です。

逆子の場合気をつけたいのは「前期破水」や「早産」を起こしやすいということです。「前期破水」や「早産」にならないよう、急な動きや激しい動き、重いものを持ち上げたり、過労になったりといったことに気をつけましょう。  

逆子体操の仕方

ほとんどの胎児は自然と逆子でなくなります。ただし、妊娠8ヶ月後半になっても逆子が治らない場合は、無理のない範囲で逆子体操を行い、逆子を治すようにしましょう。

以下は逆子を治す逆子体操の仕方です。逆子体操は「胸膝位(きょうしつい)の姿勢」と「ブリッジの姿勢」の二通りの方法があります。自分にあった方法で逆子体操をしましょう。

胸膝位(きょうしつい)の姿勢での逆子体操
  1. 体操を始める前に腹帯を取ります。
  2. 布団の上にうつぶせになります。
  3. お尻をできるだけ高く持ち上げ、胸と膝をつけるようにします。
  4. 毎日一回15分間上記の姿勢をとります。
ブリッジの姿勢での逆子体操
  1. 体操を始める前に腹帯を取ります。
  2. 布団を四、五枚重ねて置きます。
  3. その上に仰向けになり、体を反らせます。
  4. 毎日一回15分間上記の姿勢をとります。

これらの体操をしている途中で、お腹が張るようなことがあればすぐ中止しましょう。一週間ほど続けてみて、逆子が治ったか医師の診察を受けます。

また、普段寝るときはいつもと反対の向きになって寝るように心掛けましょう。いつもと反対の向きになって寝ることにより、胎児の自然の胎動を促し、逆子を治すためです。 


逆子体操でも逆子が治らなかった場合

出産間際になっても逆子が治らない場合、破水と同時にすぐ入院できるよう用意しておきましょう。お産開始前に入院できると安心です。

「全足位」や「不全足位」の逆子の場合は足から出てくるため、産道が広がりにくくなります。この場合は頭がつかえてしまいがちですので、帝王切開による出産になる場合が多くなります。また、母体の安全を考え、初産で逆子の場合は帝王切開が選択されることが多いようです。

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