胞状奇胎(ほうじょうきたい)

胞状奇胎(ほうじょうきたい)になると、胎盤を作る絨毛(じゅうもう)組織の一部が異常増殖し、ぶどうの房のようになります。結果その房のようなものが子宮の中を満たし、胎児を吸収してしまいます。

その結果、妊娠6~7週になっても胎児の心拍数が認められないということになります。超音波写真でぶどうの房のようなものが写っていたら胞状奇胎です。


胞状奇胎の症状

胞状奇胎は異常妊娠の一つです。妊娠初期から性器から茶色の出血がみられたり、腹痛が起きることがあります。また、つわりは強くなり、妊娠週数のわりにお腹が大きくなります。


胞状奇胎の原因

胞状奇胎は、妊娠後に胎盤の元になる絨毛組織だけが異常に発達するためにおきます。原因は受精卵の性染色体の異常で、母親には責任はありません。


胞状奇胎の治療法

診断の結果、胞状奇胎であると解かったら、子宮内から房をすべて除去します。 通常は一週間の間をおいて2回房の除去を行い、完全に除去します。

除去後は、定期的に検診を受け、一年間は避妊しながら様子を見るようにします。これは胞状奇胎除去後におこりやすい絨毛腫瘍の発生をチェックするためです。一年ほど経って、医師のOKが出れば妊娠は可能になります。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。

【関連する記事】