出産祝いのお返しと礼状

出産祝いのお返しは「内祝い」といい、もともとは身内のおめでたをいっしょに祝ってもらうという意味合いです。本来は、お世話になった人を自宅に招いて飲食をともにしていましたが、そのうち近所に配るようになり、それが今のようなお返しとなりました。

出産祝いのお返しを送る時期はお宮参りが済んでからとされています。また、表書きには赤ちゃんの名前を書くようにします。


出産祝いのお返し品

品物はいただいたお祝いによって格差をつけることはありません。大体いただいた額の三割程度です。昔ながらのものとしては、紅白の角砂糖、ふろしき、赤飯、亀の子型の石鹸、かつお節などが選ばれます。

現在では、色々な品物が内祝いとして贈られています。デパートや専門店のカタログを参考にして配送してもらうと手間も省けます。例としてはタオルなどの日用品、インテリア小物、陶器、漆器などが上げられます。

また、親しい人には、赤ちゃんの写真に一筆添えて贈るのも良いでしょう。


出産祝いのお返しの表書き

出産祝いのお返しは、もらった場合だけでなく、出産時にお世話になった医師や看護婦、助産婦などへ退院の際の謝礼として贈る場合もあります。

お返し・謝礼の金品には紅白の水引を蝶結びにして、のしをつけます。お返しの品は子供の名前で贈りますが、もし読みにくい字の場合はフリガナを振っておきます。また、医師や看護婦に謝礼を贈る場合は、子供の名前ではなく、産婦の姓名を書くようにします。

  • 「内祝い」・・・出産祝いのお返しの場合の表書き
  • 「御礼」・・・医師や看護婦へのお礼の表書き

出産祝いへのお礼状

もともと出産祝いのお返しである「内祝い」は、自発的に行われていた慣習です。ですから「お祝いをいただいたのでお返しをする」という態度では失礼に当たります。

このような理由により、出産祝いのお返しにお礼状を添える場合は「お返しに」「返礼に」といった言葉は使いません。「喜びの気持ちをおすそ分けする」といった気持ちがあわられるような文面にします。

出産祝いのお返しのお礼状は、産後一ヶ月頃に品物に添えて出すようにします。出産後、母親の名前でお礼状は、育児の奮闘振りや生活ぶりなどを書くようにします。ただし、相手が独身者の場合には、やや遠慮がちに書くという配慮も忘れないようにしましょう。

お返しの礼状の構成と文例

  1. 前文の挨拶
  2. お祝いへの御礼
  3. 近況報告と今後の交誼の願い
  4. 内祝いの品について
  5. 末文の挨拶
近況報告と今後の交誼の願い
  • おかげ様で母子ともに元気に暮らしております。
  • 幸い母乳の出もよく、○○もすくすくと育っております。
  • 初めての育児ということもあり、毎日が新しい発見の連続です。
  • 親身なご指導をいただき、初めて育児にも関わらず、母子とも順調に経過しております。
  • まだまだ不慣れな親ではございますが、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。

【関連する記事】