扶養家族になった場合の失業手当給付

失業した際に、扶養家族になると、失業手当は出なくなるのでしょうか。 


年収と失業保険給付

失業した際に扶養家族になる場合、税金面での扶養家族なのか、年金や健康保険上の扶養家族があります。

税金上で扶養家族として認められるのは、年収が103万円未満で、この年収額には失業保険の給付金は含まれません。

一方、年金や健康保険上で扶養家族と認められるのは、年収130万円未満(障害者または60歳以上の場合は180万円未満)で、生活費の半分以上を被保険者からの援助で補っている場合です。


失業の状態と扶養家族

ところが、雇用保険の失業給付を受けることができるかどうかには、年収額は関係ありません。年収よりは失業者が「再就職したいかどうか」「今後も働きたいかどうか」が問題となります。

よって、配偶者や家族の扶養家族になるということは、ハローワークでは「当分の間働く気はない」とみなされます。結局、失業保険(雇用保険)で言うところの「失業の状態」に当てはまらなくなり、失業手当は受け取れなくなります。

ただし、「扶養家族になっても扶養者の稼ぎだけでは生活できないので、パートやアルバイトでの仕事を探している」場合であれば、「失業の状態」であると判断されます。要はハローワークで積極的に仕事を探していれば何の問題もないのです。

もし、退職後は仕事をしないで専業主婦や専業主夫になるつもりであれば、失業給付をもらうために「専業主婦(専業主夫)になります」、とはハローワークで決して言わないようにしましょう。

言った瞬間に折角もらえるはずの失業手当はなくなってしまいますから、くれぐれもご注意を。

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