職場の上司代表として結婚スピーチを頼まれることもあると思います。この場合は友人代表のようには行きません。スピーチについても社会の先輩としての言葉遣いや内容が求められます。適所にさりげなく名言やことわざを盛り込むのも良いでしょう。
上司として結婚式スピーチをするときのポイント
上司としてスピーチをする場合も友人代表のときと同じように
- 自己紹介と祝辞
- 新郎新婦の人柄とエピソードの紹介
- はなむけの言葉
- 結びの言葉
といった構成にするのが基本パターンです。以下にその構成ごとのポイントを列挙しますので参考にしてください。
1.自己紹介と祝辞
上司としてスピーチをする場合は、祝辞の慣用句を用いるなどして自分の立場をわきまえたスピーチ内容にするようにします。 自己紹介としては自分と新郎(新婦)との関係を簡潔に述べれば大丈夫です。また、出だしの慣用句としては以下のようなものがあります。参考にして下さい。
- 本日は、ご両家ならびにご両親様、誠におめでとうございます。
- 新郎○○さん、新婦○○さん、本日はおめでとうございます。心からお慶びを申し上げます。
- ○○様と○○様のご婚儀、まことにおめでとうございます。謹んでお祝い申し上げます。
- 新郎新婦を祝福するとともに、お祝いの言葉を述べさせていただきます。
2.新郎新婦の人柄とエピソードの紹介
上司としてスピーチをするのですから、その話題はやはり職場でのことが中心になると思います。新郎(新婦)の仕事振りや同僚との付き合いや同僚・上司からの評判など具体的なエピソードをあげて、新郎(新婦)の優秀さや人柄を紹介するようにしましょう。もし、新郎(新婦)と仕事を超えた親しい間柄であれば、新郎(新婦)が夫として、妻として理想的な人物である旨をスピーチに盛り込んでも良いでしょう。
自分が直接の上司でない場合、具体的なエピソードが見つからない場合もあります。そんなときは職場での一般的な評判等を述べ、上司として新郎(新婦)をどれほど期待しているかという旨を述べるようにすると良いでしょう。
3.はなむけの言葉
人生の先輩でもある上司としては色んな経験もあると思います。人生の先輩として自分の体験を盛り込むことではなむけの言葉にも説得力が増します。
例)「結婚生活は楽しいことばかりでなく、2人で力を合わせて乗り越えなければならないときもあるでしょう。○○君は責任感が強いので、そんなときは1人でがんばってしまうこともあるかもしれません。そんなときは○○さんから○○君の力になってあげてください」
4.結びの言葉
最後は結びの言葉でスピーチを締めます。新郎新婦に対して「末永くお幸せに」といった言葉を盛り込み、結婚式に招待してもらったことのお礼も述べます。結びの言葉としての慣用句は以下のようなものがあります。
- お二人の幸多き門出を心より祝福いたしまして、ご挨拶の言葉をさせていただきます。
- 誠にお似合いなお二人の新しい旅立ちを心よりお祝い申し上げるとともに、今後の変わらぬご健康とお幸せをお祈り申し上げます。
覚えておきたいスピーチの言い回し
スピーチを行う場合に、同じ言葉でも違う言い回しにすると良い場合もあります。以下は一般的な言い方に対する別の言い回しとなります。場面によって使い分けると良いでしょう。
- 【結婚】 ご婚儀(こんぎ)、ご婚礼、華燭(かしょく)の典、契りを結ぶ、祝言、ゴールイン
- 【新郎】 新婿(にいむこ)、俊才、秀才、伴侶(はんりょ)
- 【新婦】 新妻、才媛(さいえん)、麗人(れいじん)、伴侶
- 【新郎新婦】 ご両人、ご夫婦、お二人、カップル
- 【仲人】 媒酌人(ばいしゃくにん)、仲介者(ちゅうかいしゃ)、月下氷人(げっかひょうじん)、結びの役、縁結びの大役
- 【両親】 ご両親、親御(おやご)さん、お父上、ご父君(ふくん)、ご母堂(ぼどう)、厳父(げんぷ、=新郎の父)、岳父(がくふ、新婦の父)



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