ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」でのオルガン・プレイも有名なアル・クーパーは、ミュージシャンとしてさまざまな可能性を見出そうとしました。68年のブラッド,スウェット&ティアーズ『子供は人類の父である』(デビュー作にして、この1枚で脱退)では、シカゴ以前にブラス・ロックを呈示しました。
翌年には、ソロ・アーティストとして『アイ・スタンド・アローン』でデビューします。72年には名盤と名高い『赤心の歌』を誕生させました。カヴァー曲とオリジナル・ナンバーで構成されたこの作品は、タイトルが示す通り"自らをさらけ出した"内容となっています。とくに、恋人に対する赤裸々なまでの想いを綴ったナンバー「ジョリー」「君はどこへ......」は多くのリスナーの胸に響き、大ヒットを記録しました。――マイルドなヴォーカル、瑞々しい鍵盤の響き、情熱的に鳴らされるストリングス......がひとつになり、ロック/ブルース/ジャズ/ソウル/クラシックの要素が溶け合った、甘く美しいサウンドを生み出す。そんな洗練された楽曲の数々は、今なお色褪せることなく、多くの者を魅了し続けています。
代表的なアルバム
Naked Songs [赤心の歌]
ソニーレコード (1997-05-21)
売り上げランキング: 53987

オヤジ世代なら違いのわかる隠れ名作
最高ジョリー
永遠なる名作
赤心の歌【曲目リスト】
- 自分自身でありなさい
- 時の流れるごとく
- ジョリー
- ブラインド・ベイビー
- ビーン・アンド・ゴーン
- サム・ストーン氏の場合には
- ピーコック・レディ
- 聖衣に触れて
- 君はどこへ...
- 人生は不公平
【ライナーノート】
アル・クーパーの最高傑作との呼び声も高い、73年発表のソロ6作目です。タイトルどおり、心の中をかざることなく表現しています。弾き語りが中心となっていますが、それゆえに心に響きます。聞き込むほどに味が出るといったところでしょうか。3曲目「ジョリー」、9曲目「君はどこへ...」はすばらしすぎます。
I Stand Alone [アイ・スタンド・アローン]
Sony Music Direct (2003-06-04)
売り上げランキング: 331359

残念な「迷作」
残念な「迷作」
残念な「迷作」
今から考えれば??
ジャケットがインパクトありすぎ【曲目リスト】
- 序曲
- アイ・スタンド・アローン
- カミール
- ワン
- カラード・レイン
- 月面軟着陸
- アイ・キャン・ラヴ・ア・ウーマン
- ケンタッキーの青い月
- トウ・ホールド
- ライト・ナウ
- ヘイ・ウエスタン・ユニオン・マン
- アンボーン・チャイルドに捧げる歌と踊り
【ライナーノート】
自由の女神を真似たジャケットがユニークな69年のソロ第一弾です。ブラット・スウィート・アンド・ティアーズ脱退後、このアルバムを発表したのですが、このジャケットが表しているように、音楽的にさまざまなものを取り入れ、ひとつの型にとらわれないバラエティ豊かな選曲となっています。
You Never Know Who Your Friends Are [孤独な世界]
Sony Music Direct (2005-09-21)
売り上げランキング: 333996
【曲目リスト】
- マジック・イン・マイ・ソックス
- ルシール
- トゥー・ビジー・シンキン・バウト・マイ・ベイビー
- ファースト・タイム・アラウンド
- ロレッタ
- ブルース・パート4
- 孤独な世界
- ザ・グレート・アメリカン・マリッジ/ナッシング
- アイ・ドント・ノウ・ホワイ・アイ・ラヴ・ユー
- モーニング・グローリー・ストーリー
- アンナ・リー
- ネヴァー・ゴナ・レット・ユー・ダウン
【ライナーノート】
1969年にリリースされた2ndソロ・アルバムです。運動を鎮圧する警官のモノクロ写真を使ったジャケットそのままに、当時の社会への警鐘をテーマにした作品が並ぶ、意欲的で前向きな作品となっています。音楽的にはノスタルジックな雰囲気漂うサウンドになっており、戦うこと、それに伴う孤独さを感じさせてくれます。
Easy Does It [イージー・ダズ・イット]
Sony Music Direct (2005-09-21)
売り上げランキング: 200857
【曲目リスト】
- ブランド・ニュー・デイ
- ピアノ・ソロ・イントロダクション
- アイ・ゴット・ア・ウーマン
- カントリー・ロード
- アイ・ボート・ユー・ザ・シューズ
- イントロダクション
- イージー・ダズ・イット
- パックスキン・ボーイ
- ラヴ・テーマ・フロム・ザ・ランド・ロード
- サッド,サッド・サンシャイン
- レット・ザ・ダッチェス・ノウ
- シー・ゲッツ・ミー・ホエア・アイ・リヴ
- ア・ローズ・アンド・ザ・ベイビー・ルース
- ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
- ゴッド・シェッズ・ヒズ・グレース・オン・ディー
【ライナーノート】
70年当時はLP2枚組としてリリースされたソロ通算3作目です。カントリー・ロック調の作品からブルース・フィーリングあふれる作品まで、ゆったりとしたトーンの多彩なナンバーが並んでいます。代表曲である「Brand New Day」や「Love Theme」など魅力的な曲が多く収められています。カントリー、ジャズ、ブルース、インド風の曲などカラフルです。







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