AC/DC [AC/DC]

がたがたうるさい掃除機野郎

音楽的特徴についてははっきり言ってワンパターンです。デビュー以来現在に至るまで、タテノリのハードロック、ヘヴィメタルを中心に演奏し続けています。特にインパクトのあるリフは特徴的で、いわゆるリフ一発というやつです。

たまにブルース調の曲を演奏する事もありますが、モーターヘッドと同様に昔も今もあまり変わっていない音楽性が特徴ゆえ、ほとんどファンも減る事なく、むしろ増やし続けられていると言えます(どのアルバムが出ても、ファンの期待を裏切らないからだと思います)。

彼らのそんな姿勢に、同じミュージシャンであるローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズ、エアロスミスのボーカルのスティーヴン・タイラー、ザ・フーのピート・タウンゼンドも彼らに賛辞を惜しまないといわれています。また、現在活躍しているホワイト・ストライプス、ハイヴス、ダットサンズもAC/DCをリスペクトしていると公言しています。

さらに変わっていない所は、アンガス、マルコム共にヤング兄弟が使用するギターはデビューしてからずっとアンガスはギブソンのSG、マルコムはグレッチ一筋ということです。ギターばかりでなく、アンガスの半ズボン姿といい、"続は力なり"を地で行くバンドであるとともに、その一本気なところがまたクールです。

アーティスト

アンガス・ヤング(リードギター)
マルコム・ヤング(リズムギター)
ブライアン・ジョンソン(ボーカル)
フィル・ラッド(ドラム)
クリフ・ウィリアムス(ベース)

ヒストリー

がたがたうるさい掃除機野郎

AC/DC(エーシーディーシー)は、アンガス・ヤング、マルコム・ヤングのヤング兄弟を中心にオーストラリアのシドニーで、1973年12月に結成されました。バンド名の由来についてはユニークで、がたがたうるさい掃除機の裏側に「AC/DC」と書かれているのを見て、ヤング兄弟のお姉さんが当時から大音量で演奏していた彼らを掃除機に例えて名付けたからといわれています(本当かどうかは定かではありませんが....)。

アンガス・ヤングはなぜ半ズボン?

1973年のデビュー当時、アンガス・ヤングはまだ15歳でした。そこで、彼の姉は冗談半分に彼に学校の制服を着せ、ステージに上がらせました。ところがそれが以外に好評だったため、ランドセルと半ズボンというあまりにも有名な彼のスタイルが定着します。

炎のライブ・バンド

デビュー後2枚のアルバムで本国オーストラリアを制したAC/DCは更なる飛躍を求めてヨーロッパへ進出していきます。バンドの顔であるギタリストのアンガス・ヤングの激しくヘッド・バンギングしながらギター・プレイ(その激しさゆえ、ワン・ステージで3kg痩せてしまうほどだそうです)を始め、メンバー全員の熱いステージングは各地で評判を呼びました。

そして全米制覇へ

1977年、「ロック魂」がヨーロッパで1位に輝くと、そのままの勢いでワールド・ツアーに出て行きます。その後1979年に発表した「地獄のハイウェイ」が全米17位に輝き、さらにプラチナ・ディスクを獲得します。

80年にヴォーカルのボン・スコットが酒による嘔吐物を喉に詰まらせて死亡するというという悲しい事故の後、80年に追悼アルバム「バック・イン・ブラック」を発表。そして、全米1位に輝いた最高傑作「悪魔の招待状」を81年に発表し、名実ともに全米を制覇しました。

アーティストのためのアーティスト

ガンズ・アンド・ローゼズ、ニルバーナの故カート・コバーン、モトリー・クルーなど、ジャンルを越えた多くのアーティストにリスペクトされているAC/DC。その熱い魂はリスナーばかりでなく、多くのアーテストたちを熱くさせ続けています。


代表的なアルバム

地獄のハイウェイ [Highway To Hell]

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故ボンスコット在籍の最後のアルバム。全米19位まで上昇し、彼らのこれからを期待させた作品です。とにかくカッコいいの一言。ヘッドバンキングしたくなること請け合いです。むち打ち症になれます。難しいこと考えずに、アンガス・ヤングと一緒に究極のワン・パターンにノッてください。ちなみに、「ショット・ダウン」をライブで演(や)るとき、アンガス・ヤングが必ずストリップをはじめるそうです。何ででしょうね?

悪魔の招待状 [For Those About to Rock We Salute You]

For Those About to Rock We Salute You (Dlx)

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に比べて聴きやすい本作は人によって評価が分かれるところですが、トータルとしての評価と言う面で言えばこちらのほうが良いアルバムだと思います。ブギ-を基調にしたハード・ロックがAC/DCの特徴だったのですが、本作ではよりポップなサウンド(とはいってもヘビー・メタルの影響もあって重い音作りにはなっていますが...)になっています。これは新しいボーカルの影響もあるとは思いますが、AC/DC入門としてはこちらから入るほうがすんなり聞けると思います。

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