借用書の書き方

お金の貸し借りをするときは例え相手が親しい間柄の人であっても借用書は必要です。日本では信用貸しという言葉からも解かるように、相手を信用することが美徳とされています。だからこそ、なおさら口約束ではなく借用書を書くようにしたいものです。結果的に無用なトラブルを避けるためにも役に立ちます。


借用書の書き方と書式(フォーマット)

借用書の書き方(書式/フォーマット)としては以下のような内容を網羅することが必須となります。

  1. 誰が
  2. 誰から
  3. 何時
  4. どれほど借りて
  5. 何時返済するか
  6. その利息と返済の方法
  7. 担保をつけるときはその条件
  8. 借り主の署名・捺印

上記の内容を網羅した借用書は2通作成し、貸主と借主が一通ずつ保管します。もし、高額の貸借の場合は「金銭消費貸借契約書」を作成します。用紙は市販のもので構いません。

借用書の雛型

借用書の書き方

借用書の雛型(フォーマット)は上記のようになります。借用書の書式は縦書きが基本です。最初にタイトルの「借用書」を書きます。次の行に”一、”と書き、その下に漢字で借用金額を書きます。そのあとは、借用書の書き方(書式/フォーマット)に書いた1~7までを網羅した借用文を書きます。最後に借り主の署名・捺印をし、貸主の住所・氏名を書きます。


借用書の書き方(領収書)

借用書の書き方(書式) 借金を返済したときは、領収書をもらいます。上記の例の場合3ヶ月ごとに支払いをしますので、その都度支払った分の領収書をもらいます。借用金全額を返済した際には、領収書とともに借用書も返してもらいます。

右の借証書雛型(フォーマット)のように、最初に「領収書」とタイトルを書きます。その後一行空けて”金○○円”という様に返済額を記載していきます。

もし、一部のみを返済するときには、領収書に「ただし元金として」と明記してもらうと、加算される利息が減るので借主に有利になりますので、お願いしてみるのもいいかもしれません。

最後は、返済日及び貸主の署名・捺印、その後に借り主の名前を書いてもらうのが借用書に対する領収書の書き方となります。


借用書の書き方(催告状)

借用書の書き方と書式 借金には時効があります。しかし催告状を出せば、一時的に時効を中断することが出来ます。ただこれも6ヶ月以内に訴訟を起こすという条件付きですから注意が必要です。この催告状は配達証明つきの内容証明郵便で送るのが基本です。訴訟の際には催告状をおくったという証拠になるからです。



時効とは

借金をしてから一定期間が過ぎた場合、借主が主張すれば「消滅時効」といって返済の義務が消滅することがあります。この消滅時効は借金返済日の翌日から通常は10年、商法上では5年とされています。

貸主は、消滅時効の成立を避けるために訴訟を起こしたり強制執行をする必要があります。その時点で時効は中断され、時効までの期間は最初から計算されることになるからです。ただし、先ほども述べたように、催告状を出してから6ヶ月以内に訴訟などを起こさないと中断の効力は消えてしまいます。借主に6ヶ月ごとに催告状を出しても時効の中断は出来ないので消滅時効の日へと近づくだけですから注意が必要です。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。

【関連する記事】