子宮筋腫の症状と手術について

子宮筋腫とは?

子宮筋腫とは子宮内にできる良性の腫瘍であり、子宮の内部・外部の様々な場所に発生し、大きさや数も人によって違いがあります。妊娠時に筋腫自体が小さく胎盤から離れた場所に出来ているのであれば胎児に及ぼす影響は少なく、そのまま出産することも可能と言われています。ただ、強い痛みが起こった場合は子宮が圧迫され切迫早産になる場合もあるようです。胎盤に近い場所に筋腫が発生している場合は胎盤早期剥離や分娩後に大出血をおこすこともあると言われています。

基本的には筋腫は摘出せずに、痛みがあれば薬で治療するようです。もし、分娩に支障をきたすという判断を医師が下した場合、帝王切開の適応ともなるようです。


子宮筋腫とその症状

子宮筋腫の症状は、月経過多・不正性器出血・月経痛・貧血・下腹部のしこりなどが自覚症状として表れてきます。子宮筋腫の大きさは様々で、小指の大きさ程度から大きいものになると大人の頭部以上になる場合もあります。子宮筋腫の数に関しても数個から数十個と人によって様々です。急速に増殖する場合や何年経ってもずっと変化のない場合もあります。

子宮筋腫自体は卵巣ホルモンが活発な働きをする20~40代の女性に多く見られ、生理が終わった後には発症することはないようです。そのため、卵胞ホルモンが子宮筋腫の増殖に関係していると考えられているようです。ただ、それが本当に子宮筋腫の原因であるとは規定できていないようです。


子宮筋腫の手術と治療

子宮筋腫の診断方法としては、超音波で筋腫を写し出す方法が一般的に行われているようです。ただその診断の結果、子宮筋腫が確認されても、すぐ子宮筋腫の治療が始まるわけではないようです。子宮筋腫の治療が行われるためには、ある程度の大きさであることや痛みや貧血を伴うとき、また不妊症の原因になっていると判断される場合など一定の条件に当てはまる場合などに限定されるようです。

子宮筋腫の手術法としては、子宮を全摘出する方法と筋腫部分だけを除去し子宮を残す方法があり、若い人や妊娠を希望する人には後者の方法が選択されるようです。入院期間としては1~2週間ほどですが、自宅に帰ってもしばらくは自宅療養が必要になるようです。

薬物による子宮筋腫の治療法としては、筋腫自体を小さくしたり症状を軽くするためにホルモン剤を投与したりします。また貧血が伴う人には貧血に対する鉄剤、痛みが伴う人には鎮痛剤や漢方薬などが利用されるようです。


子宮筋腫の種類

子宮筋腫症状と子宮筋腫手術 子宮筋腫にはいくつも種類があります。日本の女性の5人に1人は子宮筋腫があるといわれているほどポピュラーな病気です。以下に子宮筋腫の種類を列挙します。

【粘膜下筋腫】(図①)
子宮の内部に突き出た子宮筋腫です。不妊や流産・早産につながりやすいといわれています。

【筋肉層肉筋腫】(図②)
子宮の筋肉層に出来る子宮筋腫です。大きくなると不妊や流産・早産につながりやすいと言われています。

【しょう膜下筋腫】(図③)
子宮の外側に向かって出来る子宮筋腫です。赤ちゃんへの影響も少なく、自覚症状もないと言われています。ただし、有茎しょう膜下筋腫といって茎のあるものの場合、ねじれたり圧迫されると激痛が走ることがあるようです。

【頸部筋腫】(左図④)
子宮頸部に出来た子宮筋腫です。出産時に産道を圧迫する位置にある場合は帝王切開となる場合もあるようです。

【有茎粘膜下筋腫】(左図⑤)
粘膜下筋腫の茎が伸びて筋腫が膣へと出てくるタイプの子宮筋腫です。手術が必要と言われています。

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