消防法で義務化、火災報知器

火災報知器とは?

火災報知器とは、家庭における火災を未然、または早期発見をし警報する機械です。タイプとしては以下のようなものがあります。

  • 【住宅用自動火災報知設備】:感知器、受信機、中継器等から構成されるタイプのオールインワン警報設備
  • 【住宅用火災警報器】:感知部、警報部等が一体となったタイプの警報器。火災を感知した火災警報器だけが警報する
  • 【煙式警報器】:一般家庭用火災警報器。煙を感知し、火災の発生を警報音や音声で知らせる
  • 【熱式警報器】:熱を感知して、火災の発生を警報音や音声で知らせる。煙や蒸気の多い台所に向く

消防法で義務化された家庭での火災報知器設置

火災報知器

平成16年1月20日に東京都の住宅で火災報知器設置が義務化され、はや2年がすぎました。平成18年度6月1日からは東京都以外の住宅でも消防法の改正により、火災報知器設置が義務化されます。2

その背景には、近年の火災による死亡者の増加傾向があり、特に高齢者の逃げ遅れがその原因を多数占めています。また、住宅の火災は、デパートやホテルなどに比べ、死者が発生しやすい傾向があります。

先進諸国の統計では、火災報知器の設置の普及率増加につれて、火災による死者が減少しているという結果が出ています。それを受けての日本での消防法改正でもあるのですが、事実火災報知器設置の普及率があがるにつれ、火災による死者の割合は減っています。これは明らかにその効果が出ていると言ってよいでしょう。


もし、火事がおきたら

出火に気づいたときは

①「火事だ!」と周囲に大声で知らせます。
②119番にダイアルします。電話の際には落ち着いて、「火災の場所」、「付近の目標」、「建物の名称」、「何がどう燃えているか」、「逃げおくれの有無」をオペレーターに要領よく知らせます。
③団地やマンションには「非常ベル」や「自動火災報知設備」があります。ふたを破り中のボタンを押せば、自動的にベルがなりみんなに知らせてくれます。

炎に惑わされずに初期消火を

【初期消火のポイント】
真っ赤な炎に惑わされずに、勇敢に火に立ち向かうことが必要です。カーテンやふすまについた火は大きく燃え上がりますが、天井に燃え移る前であれば消火は難しくないからです。

【消火器備えが大事】
初期消火の手段として、消火器があればたいへん重宝します。日ごろから扱い方になれておくと良いでしょう。

しかし、忘れてはならないのは、いずれも基本は安全第一ということです。

避難するときの心得

  • 炎をくぐって逃げるときは、頭から水をかぶり、ぬれたタオルで衣類で頭と顔を包み、一気に走り抜けます。
  • 煙の中を逃げるときには、ぬらしたタオルや衣類で鼻と口をおおい、できるだけ低い姿勢で床を這うようにして逃げます。落ち着いて、鼻を通した浅い呼吸で、なるべく煙を吸わないようにします。
  • 室内では煙は中央で渦を巻くので、壁際の低いところをつたって逃げます。廊下では煙や熱気は、天井部分に充満したあと、壁づたいに下がってきますので、中央を低い姿勢で一気に逃げてください。
  • 一度逃げたら二度と戻らないこと。一度逃げ脱した家に戻るのは避難する異常に危険です。愛着があるもの、貴重品など惜しいという気持ちは分かります。しかし、そのためにこそ、みなさんは「火災保険<」というものに加入しているはずです。何より、生命の安全が第一だということを忘れないでいてください。

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