刺青からタトゥーへ、ボディアートを楽しもう!

タトゥー(刺青)とは?

いれずみとは、墨を人の皮に入れること、または施術された文様ことを言います。日本では刺青、西洋的な刺青のことはタトゥー(tattoo)と呼ばれることが多いようです。

基本的には、装飾・地位・目印や信仰する宗教上の理由等の目的のために入れ墨をします。その施し方もアフリカの部族のように成人の儀式としておこうなうもの、日本の江戸時代のように罪人の証として施すもの、また西洋のアートとして施すものなど、様々です。

また、タトゥー(刺青)デザインは単純なものから複雑な幾何学模様にいたるまで様々であり、動植物の姿をかたどったり、名前を彫ったり、記号を描いたりと現代では幅広くなっています。


日本のタトゥー(刺青)の歴史

日本での刺青(タトゥー)の歴史は古く、3世紀の日本について記した『魏志倭人伝』には、男子がみな「黥面文身(げいめんぶんしん)」していたと伝えられています。[文身]とは、顔以外の身体に入れ墨をすることであり、[黥面]とは顔に入れ墨をすることであり、要するに全身ということですね(縄文時代の土器の人形の縄文式文様は入れ墨のしるしだとする説があります)。

江戸時代になると、刑罰としての「いれずみ」と、それ以外の「ほりもの」という扱いになります。「いれずみ」についてはテレビドラマでもよく見るように、腕に2本もしくは3本の輪を描き、罪人である証としました。一方、「ほりもの」の方は、主に漁師が漁に出て遭難した際の身元確認用に用いられたようです。

また、この頃よりタトゥー(刺青)にも装飾としての技術の発展により、より細かく多数の色を使った絵柄が彫られるようになりました。日本のタトゥー(刺青)として私たちが想像するボタンの模様、昇り龍、虎などはこの頃が始まりのようです。


ボディをキャンバスとしたアートへの変身

一部の人たちにとっては宗教の規律に意義を唱えるためや反逆のために体を傷つける意味で行う人もいますが、現代では若者を中心にタトゥーはファッションという認識が強く、昔のような一大決心をして、という風潮は見られなくなりました。

特に現代の日本においては、手彫りで彫られる「和彫り」という手法は減っており、マシーンを使った「洋彫り」といわれる手法で彫られることが多くなっています。また、実際には彫らず、数日で消えてしまうスタンプや、シールを使ったタトゥー(刺青)も人気があります。

サッカーのワールド・カップで日本のサポーターたちが頬に日の丸のシールタイプのタトゥーを貼っている人もいました。昔のようなネガティブなイメージが亡くなった現代においては、市民権を得たファッションのひとつと言えるでしょう。

今では専門店もあり、かわいらしい絵柄やクールな絵柄など多数見られます。また、季節に合わせた絵柄のタトゥー(刺青)や香りのするタトゥー(刺青)、夜光るタトゥー(刺青)など様々。休みの日にタトゥー(刺青)をして遊びに行くのもちょっと気分が変わって楽しいですよ。

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