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急増する熟年離婚

同居期間25年以上の熟年夫婦の離婚は、ここ10年で2倍以上に増えています。これが同居30年以上になると3倍近くになっています。しかも、この離婚の申し立てはほとんどが妻のほうとなっています。

なぜこれほど熟年離婚が増えてきたのでしょう?

熟年離婚を考える前に

「熟年離婚」というドラマが2005年末に放送されました。これは世間の関心が如何に高いか、また如何に問題になっているかを示していると言えるでしょう。

離婚を申し立てるのがほとんど妻のほうであるという事実を考えた場合、夫のほうは(老若問わずです)なぜそんな統計結果が出ているかを考えることが必要です。熟年離婚をした夫婦は、大半の家庭が「夫が外で働き、妻が家を守ってきた家庭」であるからです。

これはどういうことを意味するのでしょう?

歴史にみる熟年離婚急増の原因

熟年離婚2彼らが若き頃、日本は高度経済成長期でした。男は家のことなど考えずひたすら働きました。一方妻は家のことを一手にかかえ、子育て・家事・夫の世話と、一日中忙しく働きました。そして日本の文化である家長という考えが夫に絶対的な権力を与えました。結果、妻は夫に従い、我慢を強いられたのです。

そして、時代は本当の意味での男女平等へと近づきつつあります。そんな中、女性も対等に意見を言えるようになってきました。そして、今まで心の奥に持っていた夫への不満や怒りが出てきたとしても不思議なことではありません。

これこそが多くの熟年離婚の原因です。

それでも、修復不可能な場合には?

熟年離婚3多くの場合、その原因を話し合い、当事者が反省することによってこの熟年離婚は回避することが出来ます。少なくとも20年以上もいっしょに人生を歩んできた二人です。憎しみだけではないはずだからです。

申し立てをした方も、これからの残りの人生は、80歳以上まで生きるとしたら後30年近くあるのです。今までの分を埋め合わせてもらうのであれば、十分に埋め合わせてもらえるでしょう。

しかし、それでも足りないという場合や、当事者が反省しない場合最終的な手段として離婚ということになるでしょう。その場合はお互い別々の生活が始まることになります。そのためには財産を分割することが必要になります。

慰謝料や年金、退職金、子供が小さい場合の親権・養育費など、解決しなければならない問題はたくさんあります。弁護士を雇うなどし、第三者に間に立ってもらうほうが円滑に話が進みます。

とにかく、色んな思いもあるでしょうが、その後の人生を幸せにするためにも、綺麗に終わりを迎えるほうがその後の人生を楽しく生きることが出来るでしょう。

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